第124話:長嶋さんと私のバットの握り方

長嶋さんのビデオを見ていると、バットはグリップの部分を少し余らせて短めに握って(持って)打っておられることが多い。

私はバッティングを始めた時から25年間、遠心力を最大限に活かす為に一貫してバットは目いっぱい長く握って打っている。

小さい体なのに敢えて重たいバットを使い、しかも大リーガーの小指をグリップエンドにかける握り方のマネをして長々とバットを握って打っているのだ。

加えて、伝説の“華のある長嶋さん”に逆らって、対決相手が“本当にアレで飛ばせるのか”と思うほどの動きの少ない“地味な立ち打ち”で勝利を重ねて来ていた。

腕力があることを誇示して対決相手にプレッシャーをかけていたのだ。

勿論のことながらその分、半端では無い厳しいトレーニングを重ねて行かねばならなくて、右手は内側へ曲がったままで、もう真っ直ぐ伸ばせなくなっている。

両手の手のひらには、骨みたいなものが三本づつ出来ているほどで、プロの選手よりも数多くの素振りをしていることの証明だ。

長嶋さんはご自分の引退試合で最後のホームランを打たれているのだが、その際のバットの握り方はグリップエンドいっぱいまで長く持って打っておられるのだ。

コレを見た時、“バットはめいっぱい長く握れ”と言い続けていた私は、“まさに我が意を得たりだ”と、凄く嬉しかった。

長嶋さんが既に引退して現役を退いておられることをこれ幸いと、不遜にも天下の長嶋さんを事あるごとにライバル視していたということだ。

実にもってケシカラン話だが、素振りの回数では長嶋さんには負けていないと、現在でも本気で思っているのだ。

その根拠は、メテオ・ドームの私の木製バットを何本も折っている剛球マシン相手に、86歳の今日でも若者に負けないホームランを打てているからだ。

なにはさておいて、関節的に長嶋さんを知ったことから、不遜にもライバル視するなどと大それたことをやらかしたことで、誰も考えないであろう超重量バットを作ってこれで素振りをするなど、過酷な鍛錬をせざるを得なくなったことと、二十数年続けている“部屋の中での素振り”や“真っ暗闇の中での素振り”も長嶋さんが言われていたことを完璧に実践していることで、私のバッティングセンター人生は想像したことも無かったほどのパワーアップを果たして、そのお陰で何度も何度も復活を遂げさせてもらい、数えきれないほどのありがたい思いをしているのだ。

まさに長嶋さんこそは、私のバッティングセンター人生にとっての大恩人なのだ。

写真は2010年の読売新聞に“バッティングセンターの鉄人”として紹介され、以来より過酷な長嶋流トレーニングを積むことで15年以上を“鉄人”をまっとうさせてもらっている。

初心者からプロ野球志望者まで楽しめる 三萩野バッティングセンター
世界最速マシン、ソフトボールマシン、投球、スイング等各種スピード計測、元プロ野球選手による野球教室
※野球少年少女応援します 野球・ソフトのチーム/部活の小中学生は無料で1ゲームサービス
TEL:093-931-0608  北九州市小倉北区三萩野2-4-34(市民球場近く、三萩野病院前)
(月〜土) 11:00 AM – 10:00 PM  (日・祝)10:00 AM – 10:00 PM   年中無休

野球チームの指導者様へ

体験会やイベントの際に参加者へのプレゼントとして
当センターの無料券を提供いたします

ご希望の方は三萩野バッティングセンターにご連絡ください。

============================================
今日も記事を最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
記事を気に入っていただけたら下記バナーのクリックをお願いします ↓↓↓↓↓

にほんブログ村 (野球情報ランキング)

にほんブログ村 (バッティングセンター情報ランキング)

blogmura_pvcount

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました