野球の神様として国民的英雄の長嶋さんが亡くなられたということで、二つのメディアからコメントを求められた。
“私は野球をやったことが無いので”とお断りしたのだが、“バッティングセンターで85歳にもなって現役の若者達と真っ向勝負のホームラン対決をやれるなんて、誰もやれない事をやり続けておられるのですから、ひと言長嶋さんのバッティングについてだけででもお願いします”と言われた。
仕方がないので、あくまでも参考までということで以下の話をした。
私はバッティングセンターのホームラン王として祭り上げられている為に、必死になってファンになってくれた人たちの為に頑張って来ている。
長嶋さんはじめプロの人達のビデオを買ったり本を買ったりしてとことん研究を重ねて来て、その中から“王さんのスイングの部分” を徹底的にマネすることで、若者達とのホームラン対決に高い勝率をあげ、誰も挑戦する人が居なくなるほどの高いレベルの記録も打ち立てて来た。
そしてこの間、メディアや本などで間接的にプロから得た技術や知識で“いい結果”を得たことは、全てをライバルやバッティング仲間たちに伝えたり教えて来た。
ただ一つ、長嶋さんがテレビ番組で言われた“精神面に関するひと言”だけは、私の心の中に深く刻み込まれ、“勝負強い打者” になれた為に、コレだけは誰にも教えていない。
見ていた人達は数え切れないほどいたはずだから、敢えて教えないのだ。

(長嶋さんのイメージ)
もう一つ長嶋さんの言葉で“なるほどその通りだ”と思ったことがあるのだが、コレに関しては、“ヨシ俺は長嶋さんの教えに徹底的に逆らって自分のやり方を押し通して行こう”と、その後の私の最大のモチベーションになっているひと言があるのだ。
それは、“バッティングは腰で打て”と言われていることなのだ。
私は腕力至上主義で、足腰は単なる支えなのだ。
敢えて逆らうと決めてからは倍以上の過酷な素振りで腕力を鍛えるようになり、重たいバットを使うことで、足腰を無視した“立ち打ち”ででも若者達とのホームラン対決で高い勝率を記録し、ホームラン記録も残して来ている。
だが、まるでこの偉大な野球人がこの世を去るという時期に呼応するかのごとく、我がバッティングセンター人生史上最大の変化が起こっているのだ。
何かというと、86歳の現在、老化の為に、“腕力頼りの立ち打ち” に明らかなパワーダウンが目立ち、ホームランを打てなくなってきたのだ。
それで長年お世話になった各メディアに一度は引退を申し出たのだったが、丁度今年は私のバッティングセンター人生25年の区切りの年の為に、“もう一度なんとかしてホームランを復活させて欲しい“ というファンの人達の希望や期待に報いるべきではないかということになった。
ということから、ついに長年の信念を曲げて長嶋さんの言われていた“腰”を使う決心をしたのだ。
そして一か月前から、日本ハム時代の大谷選手の分解写真を手本にして、本腰を入れて“足腰を使ったバッティング”を始めている。
その結果は、自分でも信じられないほどの大きな復活ぶりになっているのだ。

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