テレビで、“ガンと闘いながらもホームランを打ち続けている鹿児島のイチロー”というのを放映される度に、以前私とホームラン対決をしていたことのある人たちが見舞い方々よく訪ねて来られるようになっている。
懐かしい当時の話が終わると、必ずホームランを打って見せて下さいとリクエストされる。
一ゲーム打って見せてあげるのだが、“エッ、昔より大きなホームランを打たれるようになっておられますよね、逆だと思うのですが…”と驚かれることが多い。
そして、“なぜそんなことが出来るのでしょうか”と、必ず聞かれる。
2017 年の夏から、球威の強い新型の剛腕マシンに変わったことで、生まれつき持ち合わせの無い小さくて軽い体の私には、メテオドームの飛距離を要するホームランを打ち続けていくのは厳しくなるのは明白だった。
それで、従来通りにホームランを打ち続けていく為にはいかにすべきかを考えた時、ただひたすらパワーを養うしか道は無かった。
十年ほど前、パワーアップの為に重たいトレーニングバットを見つける度に買い置きしていたが、まだ何か物足りなさを感じていた。
数年後、“コレだ”、というバットを考えついた。
買い置きの1kg のトレーニングバットに140g のボルトをセットして、それに一個 20g の重さのナットを合計 500g になるまで継ぎ足していって、1500g の重さにした。
ただ単に 500g の増量ではないのだ。
ナットの位置を自由に色々と必要な位置に移動して、バットの重心の位置をヘッド側に寄せたり、手元側に寄せたりして、一本のバットでカウンターバランスからミドルバランスへ、そしてトップバランスへと自由自在に変化させられるというのがミソなのだ。
もちろんのことながら、完成してしばらく経ってからは、すべてのナットを先端側へ寄せて、最もヘッドの重たいバットにして素振りを行って来ていた。
新型の剛腕マシンに対抗して行くと決心してから、そのただでさえ重たい 1500g のバットに、更に “500cc のペットボトルに水を一杯入れて、これを先端にガムテープでしばりつけて、 “超々トップバランスの 2000g バット“にして、これで素振りを行うようにした。
コレには、さすがの腕力自慢の私も、“ちょっと厳し過ぎるな”と、思ってペットボトルの中の水を 200cc抜いたのだが、スイングする度に、ポチャ、ポチャと音が煩いし、重心が勝手に移動していいスイングが出来ない為に、また水を入れて 2kg の重さに戻して、これでやり抜くことにした。
最も遠心力のかかるこのインパクトの位置で、
右ひじ(矢印)が離れるようではダメなのだ。
真冬でも三回スイングしただけで大汗かくほどの、大変な荷重が体全体にかかるのだ。
一時期心臓の調子が悪くて不整脈が酷いし、息切れ動悸も激しかった為に掛かりつけの医師から循環器の精密検査をするように言われていたのだが、この素振りをすると度々息切れを起こしていた。
しかし、強引に続けているうちに心臓の不整脈と息切れは半年ほどで自然に無くなったのだった。
そして、先の見舞客の記憶にある、十年前には打てていなかったという、“大きなホームラン”を 、82 歳の現在でも打てるようになっているというわけだ。
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