第2話:「一打入魂」のホームラン対決

私のバッティングセンターライフを脅かす最右翼は“椎間板ヘルニア”なのだ。

二年前の夏、前の日は若者達とホームランを打ち合って楽しんでいたのに、

一夜明けると左足全体が激痛で歩くことさえ出来なくなっていた。

四つん這いで車のところまで行き、なんとか運転して病院に直行した。

MRI検査の結果、治っていたはずの“椎間板ヘルニア”が左の腰と左足全体の神経を

刺激している為の激痛と判明し、少し歩けるようになる迄一か月の入院となった。

テレビの出演依頼を受けていたので、完治しないまま強引に退院した為に、以後

いつ襲って来るか判らない下半身全体を痛みが走る“ゲリラ神経痛”として居残っている。

そんなところへ、今度は前立腺ガンと肺への転移が襲って来た。

治療の仕方次第ではこれもバッティングセンターライフを断念せねばならないのだ。

まさに前門の虎、後門の狼状態で、いつ打てなくなるか予断を許されない状況にある。

打つとしても、一番痛い右足の痛みを四分近くガマンして打たねばならないので、

フルスイングで打つには、一日に二ゲーム打つのが限界だ。

それも今日は打てても、明日打てるという補償は無いのだ。

それゆえに、一打、一打が二度と無いかも知れない貴重な一打になっている。

「一球入魂」という言葉があるが、私の場合は「一打入魂」になるわけだ。

先頃のゴールデンウイークは、例年通りに県内外から私への挑戦者たちがやって来た。

私としては、もう来年という年は無いものと思った為、「一打入魂」の極みの状態

で、過去最高に気合の入った戦いだった。

例年お金を湯水のごとく使って打つ県外勢にはやや負けが先行していたのだが、

今年は五人全員に勝った。

地元勢の六人には楽勝で勝てて、初めて 11戦全勝という忘れられない戦績を残せた。

個々の対戦状況は次の回でレポートするとして、勝負の結果を述べておくと…

東京からの N 氏には、2 本対 1 本。N氏の友人には 3 本対 2 本。

名古屋からの S 氏には 2 本対 1 本。大阪の T 氏には 4 本対 2 本。

福岡の O 氏には 3 本対 1 本で、全員に勝利した。

地元勢は記録保持者の私と戦うというだけで、力んだり、

プレッシャーに押しつぶされる打者が多くて名前を挙げるのも可哀想なので、

本数だけをのべておく。

3 対 0 、 3 対 1 、 1 対 0 、 2 対 0 、 1 対 0 、 2 対 1 で、6 戦全勝だった。

私の打ったホームランは 11 人を相手にして 27 本。

挑戦者たちの合計は、地元勢の不振が響いて 9 本に終わっている。

「このテのホームランは、相手にとって大きなプレッシャーになることが多くて、私の大きな武器の一つとなっている」

私にとっては、今年のゴールデンウイークの戦いは例年に無い

最低最悪の状態での戦いだったはずだ。

しかし、初めての 11 戦全勝という結果から考えると、バッティングというものは、

“いかに精神力というものが大切か”ということを、

あらためて強烈に思い知らされることとなった。

鹿児島のイチロー

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