第52話:鹿児島のイチローの回想録㊹「父親コーチに天分を削がれた球児」

一年ほど面倒みた高校球児が県外へ移住して行った。

 体がセミプロ級で、ひとたび芯でとらえるとロケットみたいな打球でフェンスを越していた。

だがそんな打球はマグレでしか飛ばせなかった。

 飛ばす天分は備わっているのに、大事なタイミングとりが出来ない球児だった。

親父さんがいつも付きっ切りで指導していたが、一向に上達しない為に私に

指導の手助けを求めてこられた。

タイミングの取り方の下手な打者には、まず、“打つ準備を早めにせよ”と、

最初で厳しく申し渡している。

しかし、この球児は口を酸っぱくして何度言っても、先ずこの基本が出来ないのだ。

バッティングセンターではボールの出るタイミングは同じなのだから、5~6 球も打てば、

次のボールの出る間合いは読めるはずなのに、これが全く読めずバタバタしている。

親父さんが、いちいち、“ヨーイ、ハイッ”というのに甘えてしまっていたので

言わないようにと注意したのだが、我が子可愛さからか、親父さんもコレを止めなかった。

 とうとうお別れの今日まで、“ヨーイ、ハイッ”を聞かされた。

 タイミングというものは、自分の目で見て判断して体とのシンクロ、連動状態を覚えこませ、

鍛え上げて行かねばならないのだ。

 他人の目では、体がシンクロ、連動しにくいのだ。

自分自身で鍛えるしか方法は無いと思う。

 天性の飛ばす能力を持っているのに、最後までタイミングとりが下手、

というか、出来ないままだった。

コレは、人の忠告に耳を傾けることも無く、ただ過保護しか能の無かった父親の責任だ。

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