第20話:鹿児島のイチローの回想録⑬「“長期間、強さを維持出来ている秘訣を教えて” と」

三年前、新型の剛力マシンが導入されたのを記念して、強者たちだけを集めた第一回の 「130km/h におけるホームラン大会」がテレビ局の収録のもとで開催された。

旧型マシンにおける私の色々な記録は全て破棄されて、新たな難しいマシンでの記録を打者たちの挑戦目標にさせる為の大会だった。

その結果、今度こそ自分がタイトルホルダーになろうと大張り切りだった一流スラッガーたちを抑えて、また私が「130km/h で 5 本のホームラン」という記録を樹立したのだった。

旧型マシン時代も長らく私がトップの記録を維持して来ていたので、いよいよこれからはパワーのいる新型マシンの時代なので若者達がトップ記録を作っていくものと、参加するスラッガー達だけでなく、他の常連達からも思われていたのに、変わり映えしない私がまたトップの座に君臨することになったわけだ。

写真のように、私の打ち方は年齢とともに小さくこじんまりとしたものになっていたので、常連たちは私に衰えが来たと見ていた。

しかし、逆に新型マシンの 130km/h になってからは、ホームランは鋭さを増していて、写真の右上角に向かって一直線に鋭く飛ぶボールの痕跡がお分かりと思うが、私の衰えを期待するスラッガー達は、“あんな打球を打つようではまだ当分は目の上のたんこぶだな”と、がっかりしたと言っていた。

その為、“なぜ、長期間にわたった強さを維持出来ているのか、その秘訣を教えて下さい”、というリクエストが増えたのだった。

その秘訣というのは、若者達とのホームラン対決や、ホームラン大会とか記録更新大会などで、私に負けた若者達へ向けて、“デカイ体をしている割にはさっぱりたな”とか、“いつになったら俺に勝てるようになるのだ”、などと悪口雑言を浴びせて彼らをわざと怒らせるようにして、一人でも多くの“敵”を作るようにしていたのだ。

となると、当然の結果として彼らが本腰を入れて私にかかって来るので、それを返り討ちにする為には、バッティング技術の向上だけでなく、強い精神力も養っておかねばならないのだ。

また、一流クラスとのバッティング談義などになると、わざと自分の樹立した記録をひけらかしたりして、敢えて私自身を窮地に追い込むことで、これもまたより厳しい鍛錬を続けざるを得なくして来ているのだ。

というわけで、わざと敵を作ったり、自分を窮地に追い込むやり方なので、いつまで経っても落ち目になるヒマが無いというわけだ。

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