大リークの大谷選手のホームランシーンを見る度に思い出す野球青年がいる。
「鹿児島のイチローとの一対一のホームラン対決」というイベントが始まって半年が経った頃、県外の
テレビ局の取材が入った。
その時にディレクターの人が私の対戦相手に選んだのが社会人野球で活躍しているという TT 君だった。
見事なアッパースイングで、私と同じくらいのホームランを打っていて、まだ当時テレビの収録で負けた
ことは無かったのだが、ついに彼によって不敗記録に終止符が打たれてしまうだろうなと思った。
戦いは六番打席の 120km/h で行われることになった。
負けるだろうなと思いつつも連勝記録をつぶされたくないと思ったので、先攻をとって一気に差を
つけて逃げ切る作戦をとった。
ところが負けたくないという気持ちが強すぎて力みが出る為になかなか芯でとらえることができないまま、
あっという間に残り二球となってしまった。そしてコレが六番打席特有の床に叩きつけるのではないかという
低めに来た。
私は必死に前膝を折ってすくい上げたら、これが高々と上がってホームランになった。
(この上の写真よりも、もっと前膝を深く折ってとらえたのだった)
最後の球がまた低めに来たのを同じようにすくい上げたら、これもホームランになった。
だが、たった二本では、低めに来ることが多かったので彼のかねてのアッバースイングの
状態から見て、楽勝で逆転されるなと覚悟を決めた。
しかし、彼の方もなかなか芯でとらえることが出来ずに苦しんでいる様子だった。
そして私同様に一本も打てないまま、ついに残り二球となってしまった。
“二球とも打たれても引き分けだ”、と正直なところホッとした。
彼は尚更に力みが出たためか、凡フライを二つ打ち上げて終わった。
私にとっては、連勝記録が途切れずに済んだので物凄く嬉しくて、早く映像を見たいと思った。
ところが、大きなニュースがあったのか、どうかは判らないがこの収録が放映されることは無かった。
日本テレビさんの時にも収録されたのに放映されなかったのだったが、
キチンとお詫びの電話と二万円が送られて来た。
時々だが、収録されても、折角勝ったホームラン対決が流れてしまうことがある。
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