第45話:鹿児島のイチローの回想録㊲「私の余計な一言が原因で去って行ったスラッガー」

先ごろ病院の待合室で体格のいい中年の紳士から“お久しぶりです、私の父も鹿児島のイチローさんと

同じ病気なりまして付き添いで来ました“と声を掛けられた。

全く見覚えがなくポカンとしていると、“もう11 年前になりますよね、イチローさんに三連敗した

あとに無理を言って弟子第一号にして頂いたNNです“と言われた。

(上の写真は私とホームラン対決した人達との記念写真を掲示板に張り出されていた)

“あ、思い出した、俺から説教されて半年せんうちに居なくなったよな”と言うと、“申し訳ありません

でした“と笑いながら頭を下げて詫びた。

“折角ホームラン打者の弟子が出来たと喜んでいたのによっ”と言うと、“お説教が身に応えました”と

言った。

“そんなひどい説教をした覚えは無いが“と言うと、“いえ、私には強烈なパンチでしたよ”と返して来た。

どんな説教をしていたかを聞いてみたところ、“いい体しているのに、こんなちっこい俺に三連敗だぞ、

恥ずかしくないのかと言われて、自信を無くしてしまいました。すみませんでした“と謝った。

特に、“いい体をしていて恥ずかしくないか”と言われる度にグサッときて段々とやる気をなくし

てしまいました“、と言った。

これを聞いて、知らぬ間にグサッと来るほどのひどいことを言っていたのかと、私の方が申し訳ない

ことをしてすまなかったと謝った。

相手の為を思って言っているつもりでも、技術的なこと以外は十分に気をつけて言わねばならないと、

遅まきながら、心から反省をした。

久しぶりの再会で一つ大きな勉強をさせてもらったのだった。

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